☆医学の進歩は、病気をミクロの単位で、区別出来るようになりました。それは、素晴らしいことなのですが…。でも、人は、そんな細かいことを自覚できませんね。

人体は、自然治癒力で、常に元の体に戻るようになっています。転んで手足を擦り剥いても、放っておけば治ります。「風邪を引いた際、薬を飲んだから治った」ではなく、「服薬によって、自然治癒力が優位に働くようになった」が、正解なのです。(オフィスN主の自然治癒力の確信は、ここをクリックして下さい)

☆ですから、自然治癒力が優位になれば、個々の症状に対する処置を行わなくても、身体は、正常な状態に戻るのです♪(ちょっと横道で、ここをクリック)

  

背骨のズレの誤解

背骨は、仙骨という骨の上に、円柱状の骨が、24個積み上げられたような構造です。積み木のように、単に、重ねてあるだけであれば、ズレることも考えられます。「だるま落とし」というオモチャのように…。
しかし、背骨は、単に、積み上げられているのではなく、椎間板(水色の部分)という軟骨と、靱帯(赤色の部分)で、繋がれています。椎間板は、クッションのような役割で、背骨同士が近づき過ぎるのを防いでいます。また、靱帯は、スプリングのような役割で、背骨同士が離れてしまうのを防いでいます。
もしズレていれば、靱帯は、一部もしくは全部が切れているはずです。(靱帯断裂)その場合は、局所的な痛みや腫れが起き、平然と生活するのは、難しいと思われます。通常は、大きな力が加わらなければ、靱帯が断裂することは考えにくいです。
身体を前後左右に動かすには、背骨1つ1つが、連動して動かなければなりません。左図でおわかりのように、背骨は、曲がった側の反対に、出っ張るように動きます。 曲がった状態で、止まってしまったら…ズレているように、見えますね。つまり、ズレているのではなく、一時的に、止まっている(フリーズしている)だけなのです。

骨盤のズレの誤解

骨盤は、仙骨の側面にある「仙腸関節」を中心に、両側にある寛骨(かんこつ)が動きます。※寛骨→腸骨・恥骨・坐骨の3つの骨が、癒合して1枚の骨になる。 仙骨が傾くと、左右の寛骨の高さが変わります。これが、ズレているのでしょうか…(。_゜)? 基本的に、仙骨がフリーズしていなければ、寛骨は、常に動きますから、その状態で固定されることはありません。つまり、骨盤はズレないのです。
もし、ボルト等で固定されている関節であれば、ズレて動かなくなることはありますが、普通の身体では、考えられません。

  

☆ボキボキしないと骨は矯正されない、と思っている方は多いようです。そもそも、背骨がズレるという発想が、大問題なのですが…(^o^;)

図Bのように、背骨は、複雑な形で、重なっています。更に、前後左右から、靱帯・関節包・筋肉といった組織で、サポートされています。それが、ズレるというのは、物理的に考えにくいのです。勿論、事故等で、大きな外力を受けると、脱臼骨折という状態になり、背骨はズレてしまいます。ただ、正気ではいられません…(/--)/ 背骨が、図@のような構造であれば、矯正により、音と共に、図Aのように矯正されるでしょうが、人体では、考えられません…(◎_◎)

  

☆タンスが歪めば、引き出しが開けにくくなります。その引き出しを、力任せに引っ張れば、どうなるでしょう? 上手くいけば、開くこともありますが、引き出し自体を壊す可能性が高くなります。普通は、カタカタと細かく振動させながら、ゆっくりと引っ張るのではないでしょうか?

☆仙骨動可法は、その原理を応用し、従来の“揉む”“ボキボキする”とは違う、手による微振動刺激により、仙骨フリーズを解消させます。

  

☆仙骨フリーズ(freeze)…聞いたことがないですよね? 主が造った単語です。昔のパソコンを御存知の方なら、フリーズ(ハングアップ)経験は、あると思います。つまり、動かなくなる状態です。
☆仙骨が動くことで、体重(重力)をバランス良く、二本の脚に分散させ、活動できるのです。ところが、仙骨は、自分の意志で動かせる骨では無く、身体の動きの連動で動く骨のため、大きく身体を動かす機会の少ない現代生活では、自然に動かなくなっている(フリーズしている)ことが多いのです。

  

☆スポーツや日常生活で、関節を捻ったり、ぶつけたりすれば、その患部の手当をするのは、普通ですね。明らかに、「その箇所を痛めた」という原因があるからです。

☆でも、現代人の多くが悩む症状は、その原因が、はっきりしないことも多いです。それなのに、対症療法(症状のある箇所だけの手当)を強く求めるようです。変だと思いませんか…(。_゜)?

☆それって、手首を捻ったのに、手首には何もせず、膝に包帯を巻いていることと同じです…(^o^;) 的が外れているから、いつまで経っても、良くならないのです。

  

☆身体は、神経・血管というネットワークで、頭から脚までが、常に結ばれています。例えば、利き腕の指をケガした場合、どうなるでしょう? 不慣れな反対の手を使って、動かなければならず(補正運動)、普段使わない筋肉を使うことから、筋肉痛に苦しむと思います。

☆ということは、その逆に、動きの悪い場所を動くようにすれば、それまで、補正運動をしていた場所は、楽になるはずです。仙骨動可法は、その原理を応用しています。

〜自転車で例えるなら〜

仙骨は自転車のペダルです。錆だらけでは、余計な力を使い、体力は消耗、早く走れず、不安定になります。ピカピカなら、最小限の力で、走らせることが出来、車体も安定します。

  

〜人間は、2本の脚で立つ、不安定な構造物〜

☆左の画像をご覧下さい。身体が右に傾き、右肩が下がっています。そして、上体が右に捻れています。更に、右臀部が下がっています。

☆両足に掛かる体重を計測すると、左足21kg・右足29kg。右足に、8kg余計に体重が載っています。体重1kgの増加で、脚の関節面に掛かる負荷は、3〜10kg増と言われていますので、右脚の関節には、相当な負荷が、かかっています。そのため、右膝痛を、訴えていました。

☆右に傾き、右過重ですから、黙っていれば、右に転倒します。それを、左半身を中心として、常に筋肉を緊張させることで、防いでいるのです。それにより、肩こりや背部痛が発生します。

☆仙骨が正常に連動していれば、このような身体にはなりません。この場合も、四肢の関節の可動は、正常でした。

☆四肢以外にも、関節はあります。そして、関節であるにもかかわらず、その可動を自覚できない関節が、仙骨の動きの軸となる仙腸関節なのです。そして、仙腸関節の拘縮を、オフィスNでは、仙骨フリーズと呼んでいます。

仙骨周辺の簡単な解剖

☆仙骨の位置&上半身の骨格です。※枠で囲った部分が骨盤と呼ばれる部分になります。更に、骨盤を分解すると、3つの骨に分かれます。

骨盤の要:仙腸関節の構造的特徴…

☆単純に考えれば、長時間立っていると、仙腸関節が、脱臼する可能性があります。それを、防いでいるのが、関節周辺の靱帯や関節包等の組織ですが、持続的な力が掛かれば、その柔軟性が無くなってしまうはずです。それが、仙骨のフリーズ状態です。
☆そこで、仙骨を前後左右に可動させることで、関節面に掛かる体重を分散させ、周辺組織の柔軟性を保つと共に、二本脚でのバランスを調整していると考えます。

☆イスやテーブルの脚は、最低3本無いと安定しません。しかし、人間は、二本脚で立っています。その二本脚を安定させているのが、仙骨の連動機能です! その連動により、常に、正常な骨格が保持されているのです。
しかし、その仙骨がフリーズすると…

二本脚でのバランスが、保てなくなります。すると脳は、全身の筋力を使って、バランスを保とうとしますが、寝ている時以外は、常に筋肉を緊張させることになるため、筋肉は疲労し、体力が消耗/脊椎の異常な傾斜が起こります。それにより、難治なコリ・痛み等が、発症してしまうと考えます。これでは、自然治癒力が、いくらあっても足りません…。
補足:治癒力の証明…転んで、擦りむいた経験があると思います。 その都度、病院に行かないと、治りませんでしたか?

医学の進歩で、多くの新しい病気が、発見されています。そして、個々の症状に対する、様々な治療法も考案されています。しかし、治療が、身体を治してくれるのなら、治らない人はいないはずです!自然治癒力が、十分機能しなければ、どんな治療法も、無意味なのです。その最終手段を持っているのは、この自然界に只一人、あなたの身体だけです。だから…