〜人間は、2本の脚で立つ、不安定な構造物〜 ☆左の画像をご覧下さい。(画像にカーソルを当てると、問題個所がわかります) ☆身体が右に傾き、右肩が下がっています。そして、右手が手前に見えることから、上体が右に捻れています。更に、右臀部が下がっています。 ☆両足に掛かる体重を計測すると、左足21kg・右足29kg。つまり、右足に、8kg余計に体重が載っています。体重1kgの増加で、脚の関節面に掛かる負荷は、3〜10kgと言われていますので、右脚の関節には、相当な負荷がかかっています。更に、見かけ上、左脚が1cm短くなっています。 ☆右に傾き、右過重心ですから、黙っていれば、右に転倒します。それを、左半身を中心として、筋肉を緊張されることで、防いでいるのです。それにより、筋肉は常に疲労状態となるため、肩こりや背部痛を、訴えていました。 ☆上体は、右回旋になっているため、椎間や脚の関節には、捻れる力が掛かっています。骨や関節は、捻れに弱い構造なのですねぇ…。案の定、右膝痛を、訴えていました。 ☆仙骨が正常に連動していれば、このような身体にはなりません。この場合も、四肢の関節の可動は、正常でした。 ☆四肢以外にも、関節はあります。そして、関節であるにもかかわらず、その可動を自覚できない関節が、仙骨の動きの軸となる仙腸関節なのです。そして、仙腸関節の拘縮を、オフィスNでは、仙骨フリーズと呼んでいます。 |
仙骨周辺の簡単な解剖
☆仙骨の位置&上半身の骨格です。※枠で囲った部分が骨盤と呼ばれる部分になります。更に、骨盤を分解すると、3つの骨に分かれます。 |
骨盤の要:仙腸関節の構造的特徴…
☆単純に考えると、長時間立っていると、仙腸関節が脱臼する可能性があります。それを、防いでいるのが、関節周辺の靱帯や関節包等の組織ですが、持続的な力が掛かれば、その柔軟性が無くなってしまうはずです。それが、仙骨のフリーズ状態です。 ☆そこで、仙骨を前後左右に可動させることで、関節面に掛かる重力を分散させ、周辺組織の柔軟性を保つと共に、二本脚でのバランスを調整していると考えます。(車のサスペンションに似ています) |
|
|
☆イスやテーブルの脚は、最低3本無いと安定しません。しかし、人間は、二本脚で立っています。その二本脚を安定させているのが、仙骨の連動機能です! そして、その連動により、常に、正常な骨格にリセットされるのです。
|
しかし、その仙骨がフリーズすると… 均一な体重分散が、出来なくなります。すると、筋肉・神経をフル稼働させ、バランスを保つようになりますが、繰り返される負担は、体力を消耗/脊椎の異常な傾斜を作ります。それにより、周辺支持組織の異常な緊張や神経圧迫が起こり、難治なコリ・痛み等を発症させると考えます。 通常、症状が発生すれば、自然治癒力により解消されるはずですが、仙骨がフリーズすると、活動する度に、回復を超える負担が各所に加わり、症状が続くと考えます・・・ |
補足:治癒力の証明… ☆転んで、擦りむいた経験があると思います。 その都度、病院に行かないと、治りませんでしたか? ☆仙骨動可法は、仙骨のフリーズによるメカニカルロスを解消、自然治癒力を活性化させることを目的としています。 |